CRPS(type②)

記憶を辿っていくと…


どうしても、

あの時のあの時間が

どうしても自分を

苦しめてしまう。


整形外科の医師であるイッシー先生。


イッシ―先生は、

私がしょうもない痛みで

サボっていると思っていた。



診察のたびに、

イッシ―先生は 私の足を

平手打ちだったり…

グーパンチだったり…

故意的な刺激を

お土産にくれていた。


その時は

ただ じっと堪えて

ソッと涙を流していた。



「心が弱いものがなる病気だ」



そういってみせたイッシ―先生。





私は、どうしてこんなに弱いの?

私は、どうして痛みに苦しんでいるの?

私は、頑張っていないから辛いんだ…

きっと、頑張らなきゃいけないんだ…


24時間 車いすで生活して

24時間 眠ることできずに

動けるときに

自主リハビリを

取り組んでみた。



セラピストたちの

突き刺さるかのような

多数の視線の中。


他の患者さんの監視を

任されながら…

独りでひたすら痛みを重ねていった。


看護師さんからは、

「痛いと言ったら無視するからね」


本当に無視をされた

術後2週間目のことだった。


術後3週間目には、

痛みが加速してきた。



気が狂いそうだった。


糖尿病で 持病のある患者から、

「サボってるからやん」


真向いのベッドで

彼女は好きなだけいってきた。



言わせていた。


消灯過ぎたある日、

病棟を抜け出して

売店の前で 探しに来た

看護師に吐き出してみた。


このときは、

まだ やさしく行う足浴は

我慢ができたから、

この看護師が

気分転換に足浴介助を

してくれた。



シャワー浴では、

患部がどうしてもしみて

チクチクとなっていた。


色んな人から

トゲのある言葉を受けても、

まだ このように

優しくしてくれる者が

いたから入院生活を

やてこれていた。







natural-smile's (இoஇ;) Smile even in hell.

詐病と言われてしまうこの病気。医師ですら、正しい知識がないことで 心に言葉というメスが傷を作り出してしまう・・・。 たとえどんなことを言われても、私は「ニューロリハビリ」「ペインリハビリ」「脳認知リハビリ」と言われるリハビリを受けています。 半空間無視様症状がある変わってしまった身体と脳を、どこまでセラピストと2人3脚で回復できるでしょうか? どんなことがあっても、人前では笑顔で生きてみせる

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