CRPS(type②)

私の病気、複合性局所疼痛症候群では、私生活にここまで 影響があるのか?ってほど、影響があって なくなく身体障害者手帳を申請する相談を麻酔科ペインクリニックでさせてもらいました。
そのときに、麻酔科医の先生は
「なんで?」「どうして?」
と理由を聞くものの、素直に話をしたら
院内紹介オーダーをしてくださり、
すぐに 整形外科へ回してくれました。

整形外科へいき、しばらく待っていたらようやく呼ばれた私。

診察室へ入るなり 視診をしてすぐに、
整形外科医は「これは神経炎と神経麻痺を起こしてる可能性がある」ということで、試しにトリガーポイント注射 部分麻酔をしてみました。


ピンポイントで注入された薬剤が、ピンポイントで効果を示したのをみて「神経が影響してる」ってことで、手術の話になりました。

わたしに話があった神経麻痺の病気は…↓


症状   

      
長時間足を組んだ場合や一時的な膝外側の圧迫の場合は、一過性のしびれ感が生じる 

腓骨神経にダイレクトに損傷を受けた場合や長時間の圧迫による場合は、足や足趾を自力で背屈することができない。 
下垂足  

尖足となり、歩行困難が生じる場合もある。 

軽症の場合の簡易検査では、腓骨頭周囲を指先で軽くたたくと、足の甲部分にしびれや違和感を覚える ⇒ティネル様徴候



治療方法


一過性の軽症なら、原因となっている圧迫を取り除き、良肢位を保ちながら、自然に治癒するのを待つ。

運動麻痺の回復傾向がみられない場合は、尖足予防の装具を作製する。

腓骨神経痛に対する根本的な治療法は、確立されていない。

鎮痛剤投与や、痛みを軽減する対症療法を行う。

腓骨神経そのものが損傷されたような重症例では、外科手術が行われる。


わたしが行ったこと


15年12月 入院 神経剥離から骨内包埋術

尖足・下垂足が あきらかで生活に支障が出てるために、左下肢外くるぶし上から、およそ20㎝程度 皮下切開してもらいました。

目的の神経は、1本しかないところ 私の神経は多くあり、そのすべての神経は ぐちゃぐちゃに癒着変型していたそうです。

神経剥離程度ではこの先、危険なので 骨にボルトで穴を開けて すべての神経を埋め込んでもらいました。

その手術事態、皮下切開してみないとわからないけど 慎重にやっていかないといけない難しい処置でしたので、朝一番 手術をしてもらいました。

朝8時  手術室へ

朝8時半 腰部ブロック注射
         腰部カテーテル挿入

そこまでの記憶しかありません。


11時半 麻酔から覚めるものの、 
       手術途中に私が痛みにより
       動き出してしまったので
       麻酔を追加投与した分だけ
       麻酔が抜けきれずにいました。

13時頃 やっとで麻酔が抜け出し、
       病棟へ戻ってきました。

20時頃 手術後 看護師さんに
       様子をみてもらうが 
       カテーテルが 外れてしまってて
       液漏れしていたので 
       術後痛予防のカテーテルを外す。

22時頃 痛みが広がっていって  
       術後痛が すごいことになり、
       痛み止頓服をする。



残念なことに、CRPS 複合性局所疼痛症候群は、居心地がいいらしくて 住み着いております。
身体障害者手帳
(しんたいしょうがいしゃてちょう)


身体障害者がそれを対象とする各種制度を利用する際に提示する手帳で、身体障害者が健常者と同等の生活を送るために最低限必要な援助を受けるための証明書にあたる。「身体障害者手帳」を省略して「身障者手帳」と呼ばれる場合もある。

…私は この手帳を申請するまでは、仕事にデメリットとなるがために 申請をしてきませんでした。

しかし、病気教育を 麻酔科ペインクリニックで繰り返し受けるにあたりデメリットになる仕事は 諦めるしかありませんでした。

つまり「ドクターストップ」でした。

しばらくは、受け入れられずにいましたが、発症から2年経って 手帳を申請することに決めました。

手帳を申請して、発行されましたが…
手帳をもらってから 素直な気持ちをあげるなら“ショック”でしかありませんでした。

身体障害者という枠組みに入って、自分の状態を突きつけられるようで…

そして、子どもたちも同じように 複雑な表情をしていたのをすごく覚えています。

natural-smile's (இoஇ;) Smile even in hell.

詐病と言われてしまうこの病気。医師ですら、正しい知識がないことで 心に言葉というメスが傷を作り出してしまう・・・。 たとえどんなことを言われても、私は「ニューロリハビリ」「ペインリハビリ」「脳認知リハビリ」と言われるリハビリを受けています。 半空間無視様症状がある変わってしまった身体と脳を、どこまでセラピストと2人3脚で回復できるでしょうか? どんなことがあっても、人前では笑顔で生きてみせる

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